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旅の行き先をどう決めるか。

  • 執筆者の写真: tripampersand
    tripampersand
  • 2016年5月15日
  • 読了時間: 4分

 自由に海外に行くとなると、問題になるのが、その行き先。

 だって、本当に、どこに行くのも自由なんです!

 旅番組を見まくっている方なら「ここに行ってみたい!」と心が定まっているかもしれません。(そう言う方には参考にならない内容かもしれません。)

 でも、何となく、ふんわりで計画を立て始めることも多い私たち。

世界地図

 思い返せば、初めての旅の地に選んだのは北欧でしたが、その頃はまだフィンエアも就航していなくて、イケアだって日本には進出していなかったから、聞いたところで何それ?で、北欧デザイン、というものもわかっていませんでした。知っていたのはデンマークが福祉先進国(高校の授業で習いました)、フィンランドがムーミンの故郷ということぐらいでした。

 ただ「北欧」という響きに、「カッコイイ」と憧れがあって、よく知らないからこそ行ってみよう、と思ったのです。

 実際、どんな風に行き先を決めているのか振り返ってみました。例えば、アイルランドとスコットランドを旅した時ですが、

「今回は自然を満喫して癒されたいよねー。でもかわいい小物もちょっとみたいし・・・」

という感じで、旅のテーマが決まりました。

「そういえば、スコットランドのスカイ島が前から気になってたんだよねー」

「だったら、私、お隣の(以前行った)アイルランドにもう一度行きたい!」

「じゃ、今回はスカイ島とアイルランドで」

 というわけで、旅の目的地が定まりました。次に検討したのは目的地へ行く手段です。

限られた日程だったので、アイルランド西側への訪問は諦め、東側(スコットランド側)に的を絞ると、首都であるダブリンに行くことが現実的だということで、取り敢えず、日本からダブリンへ行くことを決めました。次にスカイ島。スコットランドの西の果てにあるこの島に行くには、どうやらツアーに参加するのが無難だとわかり、それならとにかく首都であるエディンバラからならツアーも色々ありそうだし、ダブリンからもきっと行きやすいだろう、とあたりをつけます。そして、移動時間のロスを極力なくすには、ダブリン、エディンバラ間は行ったり来たりしなくて良い方法が理想的。つまり、行きは日本→ダブリン、帰りはエディンバラ→日本と飛行機に乗りたい。ここまで絞れてくると、取得できそうな休暇の期間を見越して、出発日と帰国日を決め、手配可能なチケットを探すことができます。(チケットの探し方は、別の機会に詳しくご紹介します!)

 この飛行機のチケットの手配が終われば、一安心。旅の準備の8割方終わった、という気分です。安くて良い(人気の航空会社や上手く乗り継ぎできる便)チケットからどんどんなくなっていってしまうので。

 この辺りでガイドブックを購入(いつでもどこでも見られる紙媒体はやはり頼りになります)。具体的な行き先を検討し始めます。やはりお勧めは「地球の歩き方」(2年に一回程度、更新されるので、必ず最新版を確認し、購入しています。)。他も色々試しましたが、情報量と持ち歩きやすさ(他のガイドブックに比べて紙が薄くて軽いと思います)は抜群です。情報が古かったり、誤っていることもありましたが・・・。トリップアドバイザー等最近では口コミサイトも補完的に利用します。

 飛行機のチケットを押さえてしまうと、旅の日数も決まってしまうので、その限られた時間で行けそうな範囲を地図と睨めっこして考えることが多いです。

 行きたい場所をピックアップしたら、それらを廻るルートを設定し、それによって宿泊場所を確保します。このホテルに泊まりたい!と、宿泊場所から決めることもありますが。また宿を予約しないで旅することもありましたが、宿が見つからずに焦る!というのはできればもうしたくない経験です。貴重な観光時間が宿探しに費やされてしまいますし、精神的ダメージも大きいです。時間にゆとりがあればアリかもしれませんが、目星はつけておいたほうが無難です。

 ここまで来たら、後は実際に行ってみたいお店やレストラン、場所、現地でのツアー情報、移動手段などをチェック(列車のチケットなどは日本で予約しておいたほうが安くなる場合もあります)し、出発に向けた準備を進めるだけです。(取り敢えず、パスポートだけは早めに準備。もしもビザが必要な国だと、思ったより取得に時間がかかることもあります。)

 実際、翌日の細かい予定は旅を始めてから、その前日にガイドブックを見る、というパターンも多いです・・・。

予定を立てすぎない、というのも旅を自由に楽しむためのポイント!?かもしれません。

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