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今年も旅に出ます!その前の準備について。

更新日:2019年11月21日


夏が近づくと、いつも血が騒ぎ出します。

海外に旅に出なくちゃ!


これまでずっとこの時期に旅をしてきたので、私の中で夏と海外旅行は二アリーイコールになっています。ただそれだけじゃなくて、夏はやっぱりエネルギーに満ちた季節。暑くて、夜寝られなくても、活動するには危険すぎる強い日差しでも、どこかワクワクした気分になるのは冬より夏です。

海外旅行の場合、いつまでに準備を始めるの?

今年も色々迷ったものの、やっぱり一人より誰かと旅しようと、妹のスケジュールに合わせて一緒に行くことに決めました。

一人旅の良さはもちろんあるけれど、やっぱり美味しいごはんは誰かと食べたり、旅での出来事をその後も語り合ったり、たまには愚痴ったりできる方が、総じて味わい深い旅になる気がします。宿代や食費が(シェアすることで)安くつくというのも、現実的な魅力ですが。

そう言いつつも、いつもながら腰を上げるのが遅い私たち。8月半ばに出発予定としたので、いい加減ヤバイ、と思ってチケットを購入したのが今月に入ってから。

当然のことながら、条件の良いチケットからどんどん売れていきます。日にち限定の場合、価格やフライト時間が思ったようなチケットが買えず、已む無く大枚を叩いたことも過去にはありました。出発一ヶ月前というのがタイムリミットだと何となく意識しています。なので今回はぎりぎりのタイミング。(現在は社会情勢が不安定なので、一概には言えなさそうですが・・・。)

今回の旅の行き先(訪問国)を決めるまで

今回の旅の行き先はオランダです!

「何でオランダ?」と早速、知人に聞かれました。

そもそもヨーロッパ方面には行きたいと思っていました。調べたところ、一番効率よくてリーズナブルにヨーロッパに行ける便がオランダ航空だったのです。

「そこから先は、まあまた考えて、(ヨーロッパ内を移動する)LCCチケットを別途、買えばいいやん」

という、消極的な理由。とにかく、フライト検索画面で表示されていた残席数が僅かで、席が売り切れる前に買わなければと焦っていたので、エイッヤー!と購入。

便利な世の中のおかげで、購入するのは一瞬です。必要事項を埋めて送信ボタンを押すだけ。ただ、過去その手続き中に最後の一席が売れてしまった、ということもありました。逆に焦って申し込み画面の入力を行ったせいで、MrとMsの入力を誤ったこともありました。(申し込み情報がパスポートと違うと搭乗できないと言われています。冷や汗かきながら航空会社に国際電話して、当たり前ながら英語だったので余計に焦って、「男じゃなくて、女なんです!」とか訴えて、相手に笑われながらも事なきを得ましたが。)

そんなわけで、一先ずオランダまでは行けることが確定し、安心してしまったので、しばらく放置。

ただ、宿も早めに予約した方がよいには決まっています。

そこで、真剣に目的地を考え出しました。オランダには降り立つわけなので、やっぱりオランダ観光はしとかないと、でも今回は7日しか現地滞在時間がないし、他の国へ飛ぶとなると、時間のロスが大きすぎるかも。という結論から、結局、オランダ内のみ旅することになりました。

と言っても、ここに是非行ってみたい!という場所もないので、取り敢えずガイドブック購入です。

ガイドブックもオランダ単独のものは見つかりませんでした。ベネルクス三国(そういえばその言葉、昔、社会の授業で聞いた薄っすらとした記憶が)のオランダ、ベルギー、ルクセンブルクが大抵一括りです。

この3カ国の現在の結びつきは1948年の関税同盟の締結からということですが、それが後のEU成立の流れへと繋がっていくということで、現在のこの不安定なEUの現状をベネルクスの人々はどう感じているのでしょうか・・・。

オランダはどんな国???


オランダは小さい国、とは知っていましたが、実際、どのくらいの大きさなんでしょう。

調べてみると面積は九州と同じくらいでした。国の端から端まで一日で移動できるレベルです。でも、なんだか実感が掴みにくい。地図の縮尺がいつもより大きいのを忘れて、ここからここまで1時間くらいかな、なんて話していたら、実際には10分だったりします。

そのオランダ。語源はHOLLANDと言われています。オランダが世界で権勢を誇っていたとき力のあった地がHOLLANDだったため、国の俗称として使われるようになったようです。今も首都アムステルダムがあるのは北ホランド州、世界の港、ロッテルダムがあるのは南ホランド州です。

他にもユトレヒト(ミッフィー誕生の街です!)のあるユトレヒト州、ベルギーと接する北ブラバンド州などがあるので、やっぱり英語で国を示す時はNetherlandと言わないと、他の州の人は気分がよくないかもしれないな、と思ったりしますが、どうなんでしょう。(関西人のアクセントを「大阪弁」とうっかりまとめると、「神戸です!」ということになったりするので、それっぽいアクセントは「関西弁」と言うのが無難なように・・・)

更にややこしいのが、オランダ人・オランダ語の英語表現。なんで突然Dutchなの?と初めて聞いたときに思った気もしますが、当時はとにかく丸暗記だったので、今、改めて調べてみました。

その語源はやっぱり歴史と関係がありました。

元々、大陸内陸部の高地ゲルマン民族は自分達のことをDeutsche その言語をDeutsch と呼んでいて、それが英語のDutchの語源になったそうです。現在のオランダは16世紀、スペインからの独立により始まりますが、その後の海洋進出に伴って同じゲルマン民族であるドイツ系と区別するようになり、Dutchがオランダ語やオランダ人を示すようになったということです。

この16世紀から19世紀にかけてのオランダの勢いは日本にも及んでいるので、全く他人事ではないにも関わらず、そんな繁栄ぶりを想像するのは容易ではありません。(今も、ロッテルダムはヨーロッパ最大の港で、世界の貿易の中心地の一つだと知ってはいますが。)

今もその時代の面影を残す街もあるということで、今からワクワクします!百聞は一見にしかず、ということで確かめてきたいと思います。

もう一つ、そんな世界に名立たる貿易国家だった証拠といえるのが、美術館の多さかもしれません。商業を通じて栄えた国、ということで、商人はそれこそ莫大な財産を擁していたと思われます。彼らがパトロンとなって、芸術・文化が守れれ、今の私たちも恩恵にあやかれます。レンブラント、ルーベンス、ブリューゲル、フェルメール……世界の名画がこの小さな国に揃っています。

ただそれだけ人気もあるようで、入るのに何時間も並んだ、なんていう話も聞きます。。。どうにか一箇所くらいは行きたいと思いますが、選択肢があり過ぎて困るという贅沢な悩みです。

宿を決める話までたどり着きませんでした・・・。それはまたの機会に。

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