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オランダへの旅4日目①デフェンターでの優雅な朝

  • 執筆者の写真: tripampersand
    tripampersand
  • 2016年9月13日
  • 読了時間: 4分

この旅一番の朝食

さわやかな朝の目覚め。

やっぱり良い部屋はベッドの寝心地も違う・・・んだと思う。(グッスリ眠れたのは蚊がいなかったせいだけではないよね!?)

ホテルのダイニングルーム

朝食が提供されるダイニングへ向かう。

そこはサンルームのようだった。ガラス張りの天井と一面の窓からたっぷりと光が入る。

窓越しに見える中庭も素敵で、とても心地よい空間。

コーヒーとお茶がどちらかよいか聞かれ、お茶と答えると、お茶のメニューをもってきてくれる。一般的な紅茶からフレーバーティー、ハーブティーまで選べるようになっている!

更に、お茶が出てくるまでに提供されたオレンジジュースは絞り立て!

もうこの時点で、大満足。

紅茶とそれからパンの盛り合わせが持ってこられる。トースターに入らない形のものは温められて。

まずは冷めない内に、と手に取ったクロワッサン。

サクッと音がする。あ、好み。バターの香りはするけれど、重くなりすぎないバランス。最後の一かけらまで美味しい。

それから、プレートに盛られたチーズとハムに手を伸ばす。こちらももちろん、文句なしのお味。

スライスされたパンはトースターで温める。バターをはじめ、ジャムやチョコスプレッド、はちみつなど、パンのお供も充実。クラッカーやビスケットもある。

ホテルの朝食

「卵はどうなさいますか?」

当然、卵料理もあり。スクランブルエッグを頼む。

「ベーコンは?」

 さすがにベーコンは多すぎるかな、と断って正解。というのも持ってこられたスクランブルエッグ、卵3個は使用されていそうなボリューム。

 柔らかな光が差し込む室内には、控えめにクラッシック音楽が流れ、優雅な朝食タイムとなった。

 そしてチェックアウト。一泊だったのがとても残念。部屋の雰囲気、スタッフの応対、それから申し分のないあの朝食(本当は果物がついていたらもっと良かったけれど、わがままは言いません!)。デフェンターを訪問する際は自信をもってお勧めしたいホテル、フェルメール。そういえば、名前の由来を聞くのをすっかり忘れていた。

心躍る街散策!

 荷物はホテルに預けたまま、午前中、街を散策。今日は買い物をすると決めている!

 ただ、張り切って早くに宿を出過ぎて、まだ開いていないお店も多い。とにかく開いているお店、ということで一軒目となったのはカードの店。絵本コーナーもあるけれど、カードの充実ぶりがすごい。世界から集められたカードたち。いくらでも長居できそうな店内だったけれど、気を引き締める。今日の午後には別の街に移動する予定なんだから、ここで立ち止まっている場合じゃない!

膨大な数のカード

 それでも30分近くは滞在していたはず。絵本とポストカードを購入して、次の店へ向かう。

 どうやら同じようなものを売る者は近くに集まって店を出しているようだ。アンティークチョップの隣にはアンティークショップ、その向かいにも、という感じだった。

 次にのぞいたのはキッチン用品のお店。何より調理器具の充実ぶりには目を見張るものがあった。オリーブを取る専用のスプーンなんて、日本での需要は限りなくゼロに近そうだけれど。用途がわからないものもたくさんある。

「二階もあるわ!」

 広い店内を巡りながら、2階も制覇しようと階段に足をかけたところで、側にいたスタッフが焦ったように別のスタッフに合図する。

「あ、すいません!2階には上がらないでください!」

 離れたところから別のスタッフが駆け寄ってくる。

 みんなの注目が集まって、猛烈に恥ずかしい。たぶん英語のできるスタッフが限られているからなんだろうけど。子どものように注意されてしまった。

 そうこうしている間にどこも店を開け始める。(遅い店は11時から!)端から覗いてみたくなる。

 一軒の雑貨屋に入ると、店主の横に大きな犬が堂々と寝そべっていた。オランダでは我が物顔で店内にいる犬をしばしば見かけた。電車にも普通に乗っていた。もちろん良く躾けられているので、騒いだりしない。犬と出勤。なんて犬好きには最高だろうな。

デフェンターの街

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